新潟県上越市板倉区宮島にある「ファームあぜがみ」でイチジクが旬を迎え、出荷が始まっています。
ファームあぜがみは30アールの畑でイチジク約450本を栽培しています。これは上越市内に15軒あるイチジク農家で最大の規模です。
今年の収穫は長雨の影響で例年より1、2週間遅く先週から始まりました。ファームあぜがみの畔上克己さんによりますと「7月の長雨で疫病にかかり、防除を何回もした。収穫は平年並みを見込んでいる」ということです。
この時期収穫している品種は「枡井(ますい)ドーフィーン」。日本で栽培されているイチジクの70%を占める品種で、甘くて病気に強く、栽培しやすいのが特徴です。
作業は朝5時から始まります。朝に採るとハリのある最も美味しい状態だということです。
1本の木から採れるイチジクは300個ほど。この日はいつもより多い80㎏ほどを収穫しました。糖度は平均16度で、甘いものでは20度になります。
収穫は品種を変えながら11月中旬まで続きます。ファームあぜがみのイチジクは、あるるん畑や直売センターとまと、四季彩館みょうこうなどで買うことができます。
「ファームあぜがみ」のイチジク
■旬菜交流館 あるるん畑
新潟県上越市大道福田639
■妙高山麓直売センターとまと
妙高市坂口新田430-1
■四季彩館みょうこう
新潟県妙高市大字猪野山58-1