たわわに実りました！北代ぶどう園 直売はじまる（上越市三和区）

2020.8.17

三和区上越市北代ぶどう園

長雨でも甘くておいし～い！

新潟県上越市三和区の「北代ぶどう園」で今年もブドウの直売が始まっています。

北代ぶどう園では、8軒の農家がブドウを栽培しています。このうち「あまや農園」では、40アールの畑で15種類を栽培していて、8月12日から紫のアーリースチューベンと、黄緑のヒムロットの収穫が始まりました。

アーリースチューベンは甘味と渋みがあり、深みのある味わい。ヒムロットは水分が多くさっぱりとした味わいが特徴です。

今年は梅雨明けが例年よりも遅く、日照不足による病気が心配されましたが、病気で傷んだブドウを早めに取り除くなど気を配ってきた結果、例年通り甘味のあるブドウになりました。

あまや農園の蓑輪若奈さんは「長雨による日照不足で収穫が心配だったが、例年通りに収穫を迎えることができた」と収穫を喜んでいる。

お盆の14日は、家族連れなどが農園を訪れブドウ狩りを楽しんでいました。市内から訪れた女性は「（コロナの影響で）親子3代、行くところがないのでブドウ狩りに来た。すごく甘かった」と満足していた。

ブドウは農園で直売しているが、今年は新型コロナの影響で団体予約の取り消しが相次ぎ、売り上げが3割ほど落ち込む見込み。そのため、農園では同じ三和区のカフェ「マンマルテラス」やJAの直売所、あるるん畑でも販売することにしています。

あまや農園の蓑輪さんは「ブドウ園だと密になりにくい。入店前に消毒をして 試食してほしい」と話しています。

アーリースチューベンとヒムロットはどちらも1kg、800円。ブドウの収穫・販売は品種を変えながら10月上旬まで続きます。