新潟県上越市の上越市立水族博物館うみがたりで、魚の子ども(幼魚)にスポットを当てた特別展「鈴木香里武×うみがたり ごきげんようぎょ展」を3月20日(水・祝)から開催します。
鈴木香里武氏
今回の特別展はメディアやイベントに多数出演し、静岡県で「幼魚水族館」の館長を務める岸壁幼魚採集家の鈴木香里武氏とコラボレーションした企画です。魚の子ども(幼魚)は、魚の大人(成魚)と姿形が異なる種も多く、成長過程の中でも貴重な瞬間です。この特別展では幼魚に注目し、その魅力や不思議、かわいらしさなど、新しい発見を紹介します。うみがたりで幼魚をテーマにした特別展を行うのはこれが初めてです。
タテジマキンチャクダイの幼魚
特別展のメインは幼魚や幼生の生体を展示したテーマ水槽です。日本海側、太平洋側にそれぞれ生息する幼魚や、幼魚から成魚になる過程で大きく変化するものなど、テーマごとに分けた水槽を展示します。うみがたり飼育員の解説と鈴木香里武氏のオリジナルのイチオシポイントなどを見ながら、じっくりと観察できるようになっています。
ミナミハコフグの幼魚
うみがたりによりますと、展示される幼魚は全国各地や海外から集めたもので、開催中に随時展示を入れ替えていく予定だということです。
ハオコゼの幼魚
特別展の初日となる3月20日(水・祝)は鈴木香里武さんを招いて開会式が行われるほか、ゴールデンウィーク中の5月5日(日・祝)は、上越市内の漁港で鈴木さんと一緒に実際に岸壁採集体験ができるイベント、同日夜には夜間特別開館でトークイベントも予定されています。
そのほかにも、ボールプールで岸壁幼魚採集の疑似体験が楽しめる「がサガサ体験ブース」やクイズコーナー、館内をめぐってオリジナルカードがゲットできるクイズラリーなどが楽しめます。ミュージアムショップでは幼魚グッズ、レストランではしらすを使った特別メニューも登場します。
特別展の開催期間はおよそ3か月間です。幼魚の魅力や不思議はもちろん、その期間の中で変化していく幼魚の姿も楽しめそうです。
特別展の内容や関連イベントについての詳しい内容はうみがたりホームページで確認してください。
鈴木香里武 × うみがたり ごきげんようぎょ展
■期間:3月20日(水・祝)~6月9日(日)10:00~17:00(最終入館16:30)
※4/27~5/6は9:00~18:00(最終入館17:30)
■会場:上越市立水族博物館うみがたり(上越市五智2-15-15)
■問い合せ:TEL025-543-2449(上越市立水族博物館うみがたり)
■ホームページ:https://www.umigatari.jp/joetsu/
開会式
■日時:3月20日(水・祝)9:50~
※荒天中止
■会場:1Fエントランス前広場
■内容:特別展の初日に鈴木香里武氏を招いて開会式を実施します。
幼魚の成長記録発表会
■日時:4月27日(土)、5月18日(土)13:30~13:45
■会場:3Fイルカスタジアム
■内容:特別展で展示している幼魚の成長を記録し、飼育スタッフが成長の様子を発表します。
みんなでつくる幼魚水槽
■日時:5月5日(日・祝)12:00~13:30
■会場:上越市内の漁港
■料金:1000円
■定員:15名(事前申込制・申込多数の場合は抽選)
■募集期間:4月10日(水)まで
■対象:小学校5年生以上(小学生は成人の付き添いが必要)
■持ち物:長靴、帽子、軍手、飲み物、タオル
■内容:鈴木香里武氏と一緒に実際の岸壁で幼魚採集を行う、参加型の企画です。
■応募方法:Eメール info@umigatari.jp <件名>【みんなでつくる幼魚水槽】 <本文>参加される人全員の氏名(ふりがな)・年齢。代表者の連絡先の入力
幼魚ナイト
■日時:5月5日(日・祝)18:00~21:00、トークイベント19:00~20:00
※先着500名程度
■内容:昼間とは違う生き物の姿をじっくりと観察できる夜間特別開館を実施します。トークイベントには鈴木香里武氏が出演して、幼魚の魅力をたっぷり語ります。
住所: 上越市五智2-15-15
電話: 025-543-2449
アクセス: 【車】北陸自動車道「上越IC」から15分ほど
URL: http://www.umigatari.jp/joetsu/index.html