全国で注目を集めている恐竜の着ぐるみを着て走るレース「ティラノサウルスレース」が去年に続いて23日(日)、新潟県十日町市の笹山遺跡広場で開かれました。
初参加の人
「職場の人がやっていて誘われ、面白そうだった。着心地がいい」
このイベントは、国宝の火焔型土器が発掘された笹山遺跡をPRし、多くの人に足を運んでもらうと 伊乎乃の里・縄文サポートクラブが去年の冬に続いて開きました。
伊乎乃の里・縄文サポートクラブ 桾沢春奈さん
「予想以上に大勢の集まってもらい、縄文時代の火焔式土器を絡めつつ競技も作って開催できた」
レースに参加したのは前回のおよそ2倍の県内外から集まった男性18人、女性14人です。遠くは山形、群馬、東京などからも参加があったほか、レースを一目見ようと会場には大勢の人が集まり賑わいました。
レースの前には、着ぐるみ姿で準備体操です。
続いてレース本番。男女別で50メートルを競いました。
男性の部優勝者
「勝因は半年間の血のにじむ練習です。チャンピオンとして次回も戻ってきたい」
女性の部優勝者
「楽しかった、ティラノサウルスになりきっていることが楽しい」
参加者
「しんどいけど、思ったより自分なりに走れて楽しい。見てもやっても楽しい」
伊乎乃の里・縄文サポートクラブ 桾沢春奈さん
「土器は普段興味をもってもらうことは難しいが、こういうことを機会に縄文土器は十日町の宝なので触れ合ってもらえてよかった。今までになかったイベント、あらたな十日町の魅力のひとつになってほしい」
このあと、タスキの代わりに火焔式土器のレプリカをつなぐリレーが行われ、青空の下、会場は声援や笑い声に包まれていました。