新潟県上越市にある水族博物館「うみがたり」で、マゼランペンギンのベビーラッシュが続き、6月9日現在、15羽のヒナがすくすくと育っています。
うみがたりのマゼランペンギンは3月から繁殖シーズンに入りました。うまれた卵は83個、ふ化は4月21日からはじまり、5月25日には15羽となりました。
今の時期は、生まれたてのヒナや巣から出始めたヒナなど、様々な成長段階を見ることができます。ヒナの親は、オスとメスが交替しながら、巣穴で世話をします。エサは親ペンギンが吐き戻して与えています。
水族館に訪れた人は「この時期はかわいい。もっといっぱ巣穴から出てきてほしい」と話していました。
今回生まれたヒナを含めるとマゼランペンギンの飼育数は133羽となり、国内最多です。
昨年10月に、国内で初めてとなるマゼランペンギンの「生息域外重要繁殖地」に指定されたうみがたり。ペンギン飼育担当の北澤安莉さんは「今年は双子のヒナもいる。エサをねだったり寝ている姿など様々な姿がみられる。ヒナの成長を見届けるこの時期に、ぜひ足を運んでほしい」と話しています。
水族博物館ではツイッターやインスタグラムなどのSNSで生き物の様子を発信しています。ペンギンのヒナの様子もぜひご覧ください。
住所: 上越市五智2-15-15
電話: 025-543-2449
アクセス: <車>北陸自動車道 上越ICから10分 <電車>直江津駅から徒歩15分
URL: http://www.umigatari.jp/joetsu/index.html