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<越後妻有 大地の芸術祭 2022>新作紹介 奴奈川キャンパス&中国ハウス

2022.6.15

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新潟県十日町市と津南町で開催されている世界的なアートの祭典「越後妻有 大地の芸術祭 2022」。開催期間中は越後妻有地域を舞台に、国内外の作家が手がけたアート作品の展示や、さまざまなパフォーマンス、イベントなどが行われます。雪国ジャーニーでは、数ある作品の中から、おすすめの新作(一部)を紹介します。今回は松代エリアの奴奈川キャンパスと中国ハウスで見られる作品です。

奴奈川キャンパス/改修設計=山岸綾(日本)

Photo by Nakamura Osamu

2013年3月に閉校した奴奈川小学校は、2015年の大地の芸術祭にて、地域の価値を実践的に学ぶ学校・奴奈川キャンパスとしてリニューアル。棚田に囲まれた小学校のグラウンドでは、農業をやりながら地域で暮らす女子サッカーチーム「FC越後妻有」が練習をし、教室にはさまざまな作品が展示されています。

■公開日:5月9日(月)~7月29日(金)の土・日曜・祝日、7月30日(土)~9月4日(日)の火・水曜以外、9月5日(月)~11月13日(日)の土・日曜・祝日
■開館時間:10:00~17:00(10、11月は16:00まで)
■入館料:パスポートまたは一般500円、小中250円

奴奈川キャンパス

 

<奴奈川キャンパスで鑑賞できるオススメの新作> 
※作品名/作者/(国) ※出典:越後妻有 大地の芸術祭公式ガイドブック

パラダイス/ツァイ・ツァン・ホァン[蔡燦煌](中国)

パンデミック流行の背景のなか、作家のツァイはホテルでの強制隔離を経験しました。その時、隔離される部屋という閉鎖的な環境を、複数の宗教的な要素を入れることで、教会のような、まるで庇護を受けているような場所に変えていく試みを行いました。その光景と隔離体験から生まれたさまざまな思いをこの作品で再現します。

■所在地:奴奈川キャンパス2F

 

水の博物館/ジャネット・ローレンス(オーストラリア)

「日本は水が豊かな国です。作品のコンセプトは、体験型のガラス器具で反射する“水の博物館”という形式で、日本を表現することです。日本の天然水源のリサーチに基づいて、その場所および特性は、さまざまな水が入った実験用ガラス器具に貼付された視覚的なラベルによって表現されます。この作品は、奴奈川の理科教室に合わせたサイトスペシフィック・アートになります」(作家コメント/抜粋)

■所在地:奴奈川キャンパス2F
■公開日:7月30日(土)~(以降、奴奈川キャンパス開館日に準ずる)


 

中国ハウス

Nakamura Osamu「五百筆」ウー・ケンアン

中国ハウスは2016年に空き家を改修して作られました。中国の作家や美術・地域づくり関係者の滞在・制作の場として活用されています。鄔建安(ウー・ケンアン)の作品「五百筆」に加え、今回から新作「心・顔」が見られるようになりました。

■公開日:7月30日(土)~9月4日(日)の火・水曜以外
■開館時間:10:00~17:00
■入館料:一般300円

中国ハウス

住所: 新潟県十日町市室野4320-1

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<中国ハウスで鑑賞できるオススメの新作> 
※作品名/作者/(国) ※出典:越後妻有 大地の芸術祭公式ガイドブック

心・顔/ウー・ケンアン[鄔建安](中国)

鑑賞者がスクリーンに向かうと、作家が古代中国の神話や歴史的な伝説に基づいて創作したさまざまな不思議なイメージが目に入ってきます。そのままスクリーンの前で立ち止まっていると、顔の特徴や表情が瞬時にキャプチャーされ、リアルタイムで数百の神話に基づくイメージからなる、色鮮やかな巨大な顔へ変換されるインタラクティブ映像作品。

■所在地:中国ハウス

 

紹介した作品のほかにも、奴奈川キャンパス、中国ハウスでは新作やそのほかのアート作品が展示されています。詳しくは公式ホームページで確認してください。

越後妻有 大地の芸術祭 2022

■開催期間:4月29日(金・祝)~11月13日(日)全145日
■開館時間:※一部例外作品・施設あり
 4/29~9/30 拠点施設10:00~18:00、通常作品10:00~17:00
 10/1~11/13 拠点施設10:00~18:00、通常作品10:00~16:00
 ※拠点施設は越後妻有里山現代美術館 MonET、まつだい「農舞台」
 ※案内所・検温スポットの営業時間はホームページを確認
■作品鑑賞パスポート:通常料金 一般4500円、高校・専門・大学3500円、中学生以下無料
 早割(7/29まで)一般3500円、高校・専門・大学2500円
■ホームページ:https://www.echigo-tsumari.jp/
■デジタルパンフレット:「YukiguniTrip

 

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