新潟県上越市にある高田城址公園で、今年も冬を前に樹木の冬囲いが22日(金)からはじまりました。
毎年春、サクラの名所として知られている高田城址公園。冬が近づくと、公園内の5600本ほどの樹木に竹で木々を覆う、冬囲いがされます。これは雪の重みで木々が折れるのを防ぐための作業で、雪国ならではの光景です。
初日は忠霊塔前の芝生広場で、公園の管理人やシルバー人材センターから派遣された作業員など10人が、ツバキ200本をめどに、竹と縄を使って一本いっぽん丁寧に囲っていました。
昨シーズンは大雪の影響で、囲いが雪の重みに耐えきれず、竹が折れる被害がありましたが、冬囲いをした木々に大きなダメージはみられませんでした。
作業にあたった公園管理人の宮﨑直樹さんは「昨シーズンみたいな大雪になっても心配ないよう、冬囲いが(雪で)痛んでも木にダメージがないようやっている。(訪れる人には)冬囲いの造形物を楽しんでほしい」と話しています。
高田城址公園では12月上旬にかけてツツジ、ツバキ、サクラなどの木に冬囲いがされます。また11月16日(火)からはブロンズ像の冬囲いもはじまるということです。
住所: 新潟県上越市本城町6-1
電話: 025-512-6016
URL: https://www.joetsu-kanko.net/