新潟県上越市の秋の一大イベント「越後・謙信SAKEまつり」にあわせて造られる限定酒「車懸2021」が完成し、9日(木)にボトルのラベル張りが行われました。
毎年10月、上越市本町通りに上越地域の酒蔵が一堂に集結して日本酒の試飲販売がおこなわれる「越後・謙信SAKEまつり」にあわせて、限定酒「車懸」を地域の蔵元が協力して毎回製造しています。
今年は三和区の丸山酒造場で仕込みが進められ、純米大吟醸の原酒が完成しました。原料には、地元の三和区塔ノ輪地区で穫れた酒米「越淡麗」を使用しています。精米率は50%。出来た酒は安塚区の雪室で8か月ほど寝かせて熟成しました。
丸山三左衛門 社長は「吟醸の香りが強い酵母を使っており、華やかな香りがし、雪中貯蔵で滑らかな喉ごし、舌ざわりの仕上がりになった」と話しています。
「車懸2021」は720ミリリットル瓶、2000本限定で(1本税込みで2200円)で販売されます。
なお今年のSAKEまつりは、本祭を10月23日(土)、24日(日)に予定していましたが、コロナ特別警報の発令をうけ、警報の解除後に開催の判断をするということです。
「車懸2021」の販売については後日、公式ホームページで発表するということです。