新潟県上越市の高校に通う生徒が制作した上越市のPR動画「上越での1日」が、YouTube「上越市公式チャンネル」で公開されています。
完成したPR動画は1分20秒ほど。女性2人が高田駅で電車を降り、高田の町家を再利用した店や雁木通りなどを散策する内容となっています。市外の10代、20代の若者に観光で上越市を訪れてもらうことをテーマに、若者目線で上越市の魅力が表現されています。
動画は去年の夏、上越市が企画した上越市PR映像作成部員募集に申し込んだ高校生7人が制作しました。男性2人、女性5人のメンバーはそれぞれ個別で申込み、このプロジェクトがきっかけで出会いました。映像制作の経験者もいれば、まったくの初心者もいましたが、広告制作を手がける上越市の企業「高田広告舎プラステン」から指導を受けながら、制作に取り組みました。
テーマ、ターゲット設定、絵コンテ作成、シナリオ作成、ロケハン、撮影、映像編集まで、制作における一連の作業すべてを7人が協力して行いました。
リーダーを務めた新潟県立直江津中等教育学校の木南一馬さんは「初めての経験でゼロから進めることが多く、メンバーの意見をまとめたり、役割分担することに苦労しました。大人は持っていないであろう高校生らしい独自の切り口で動画を制作することを意識しました」とふり返ります。
PR映像はYouTube「上越市公式チャンネル」から視聴できます。
https://www.youtube.com/watch?v=XF4Zo5gVJAE
木南さんは「今回の活動を通して、私たち自身もさらに上越市の魅力を知ることができました。歴史ある高田の雁木や城、カフェ、自然など、私たち高校生が皆さんにぜひ訪れてほしいと思った場所を紹介しています。この動画をきっかけに、上越市に少しでも興味を持っていただき、訪れる際の参考にしていただければと思います」と話しています。
■問い合わせ:TEL025-526-5111(上越市企画政策課)