新潟県上越市高田地区で、ガーデニング愛好家の庭などを開放した「上越オープンガーデンと花めぐり」が5月15日から始まっています。
「オープンガーデンと花めぐり」は地元の市民団体「オープンガーデン愛好会」が企画しました。7回目の今年は、高田地区を中心に個人宅の庭など26軒が開放されています。期間中は誰でも庭に入れ、自由に花を鑑賞できます。
ここは上越市幸町、初参加の川瀬喜一郎さん宅です。新型コロナによる自粛生活で庭づくりを始めたということです。川瀬さんは「花や生き物は何年もかかってきれいになっていく。味わいのある庭にアレンジしていきたい」と話しています。
上越市本町6丁目の映画館「高田世界館」の近くにある森紀子さん宅では、4月からモッコウバラが咲いていて見ごろを迎えています。ほかにも数種類のバラがあり、今月末ごろには見ごろを迎えるということです。
森さんは「いろんな種類の花を植えている。満開よりも7、8分咲きがきれい」と話していました。
上越市本町通りにある岩本薬局では、店の裏で花を楽しめます。薬局の岩本裕子さんは「(儀明川沿いを)散歩で歩く人が楽しみと言ってくれている」と話しています。
オープンガーデン愛好会の内山千代子さんは「花で癒されてほしい。密集することがないので、安心して楽しんでください」と話しています。
オープンガーデンと花めぐりは、6月13日(日)まで、今回は上越市、妙高市、糸魚川市在住の人に限定しての公開となります。庭の場所など、詳しくは本町4丁目商店街振興組合までどうぞ。