妙高市姫川原 久保田地区にある「姫川原カフェ KOTARO-」。空き家をリノベーションして、太い梁や柱などの古民家の趣を残したカフェです。
席からは庭が眺められ、桜や紅葉など、四季折々の風景が楽しめます。
カフェのオナーは関原一義さんです。異色の経歴の持ち主で、大学卒業後に中学校の教師、その後に地元の新聞社 上越タイムスで記者をしていました。
関原さんは教師や新聞記者を経験するなかで、地域力が低下している問題に直面したと言います。そこで、地域の拠り所を作ろうと一念発起。地域の人たちが自然と集まり、気を使わずに長居ができる場所として、カフェをつくりました。
日替わり膳 800円(税込)
また、野菜ソムリエの資格を持つ関原さん。提供している料理も、まさに地域ならでは。日替わり膳には、地域のみなさんが育てた野菜をふんだんに取り入れています。
肉と魚のメイン料理に、地元の人たちからお裾分けされた野菜を使った小鉢、ご飯、味噌汁が付きます。自分で食べる分だけを育てていた野菜がカフェでも提供されるようになり、地域の皆さんの生きがいにもつながっているようです。