新潟県上越市にある市立水族博物館うみがたりの人気もの「マゼランペンギン」の展示が、3月29日(月)から再開しました。鳥インフルエンザの感染予防で展示に中止になってから64日ぶりの再会です。
展示が再開されたのは、マゼランペンギンおよそ120羽です。29日は、多くの入館者が見守る中、館内の通路を通って屋外の展示エリアに移動しました。
うみがたりはマゼランペンギンの飼育数日本一の水族館で、間近でペンギンの生態を観察することができます。入館者からは「ペンギンがいっぱい来た」「よちよち歩きがかわいい」「一つひとつのしぐさがかわいい」と声が上がっていました。
うみがたりでは、富山県内で鳥インフルエンザが発生したことを受けて、今年1月24日からマゼランペンギンの展示を中止していました。そうした中、ここ1か月間に半径150キロ圏内で鳥インフルエンザが発生していないことから、展示が再開しました。
飼育員の勝平祐花さんは「最初はキョロキョロしていたが、プールを見つけると勢いよく歩き出した。『なつかしいな』『もどってこれた』とペンギンたちの動きからも伝わった。これから繁殖期に入る。かわいいヒナも見せられれば」と話していました。
うみがたりによりますと、屋内飼育の間、ペンギンの健康状態には問題がなかったということです。
マゼランペンギンは2階のマゼランペンギンミュージアムで見ることができます。
住所: 新潟県上越市五智2-15-15
電話: 025-543-2449
アクセス: <車>北陸自動車道「上越IC」から約10分
URL: http://www.umigatari.jp/joetsu/