新潟県上越地域を走る、えちごトキめき鉄道の直江津駅に、SLの乗車体験などができる「D51(デゴイチ)レールパーク」が4月29日(木・祝)にオープンすることになりました。
「D51(デゴイチ)レールパーク」は、SLのD51、デゴイチを中心に、市民などから鉄道に親しんでもらおうと開設されます。場所は直江津駅構内にある直江津運転センターです。最大の売りは、デゴイチに客車をつなぎ、直江津駅までの200メートルにわたる乗車体験です。また、デゴイチを転車台に乗せて回転させながら見学できます。
えちごトキめき鉄道 鳥塚亮社長
「デゴイチが引っ張る車両に乗れる。見て、触れて、体験することを考えている」
このほかトキ鉄では、旧国鉄時代に製造された電車4両をJR西日本から買い取り、観光列車として活用する計画です。このうちの1両はレールパークに展示します。
車両の中ではグッズの販売などが行なわれるほか、休憩場所としても活用されます。レールパークのオープンは4月29日(木・祝)で、当面は週末を中心に営業します。入場はコロナ対策のため、インターネットによる予約制にし、一定の制限を設けるということです。申し込みは県外の人でもできるようにします。
2020年11月 D51のお披露目
鳥塚亮社長
「(いまの時代)鉄道に乗る、駅に来ることもなかなかない。駅がにぎやかな頃は、まちが元気だった。どこへ行くにも駅から汽車に乗った時代を再現し、思い出にひたってもらう。若い人には新鮮な鉄道に親しむ場所にしたい」
レールパークの入場料金や営業時間などは4月中旬に発表される予定です。