日本スキー発祥110周年を記念して、上越市のレルヒの会が、糸魚川市の糸魚川シーサイドバレースキー場で一本杖スキーを披露しました。
一本杖スキーを披露したのは、上越市のレルヒの会のメンバーです。
一本杖スキーは今から110年前、オーストリアハンガリー帝国の軍人、テオドール・フォン・レルヒ少佐によって日本に伝えられました。当時、レルヒ少佐が伝えたのが現在のような2本のストックを使うのではなく、一本の杖で滑るスキーです。レルヒの会では当時のスキー技術、一本杖スキーを今に伝えています。
糸魚川市の糸魚川シーサイドバレースキー場は、今年が日本スキー発祥110周年にあたることから、初めて「レルヒの会」を招きました。
レルヒの会の大西旬会長は「きょうは、よくできたと思います。なかなか(披露する)機会がないので、招待いただき有難かった。来年は、(上越市金谷山での)スキーの日、レルヒ祭でも披露出来たら」と、話していました。
この後、メンバーにゆるキャラのレルヒさんが加わって、来場客に日本スキー発祥110周年を記念した缶バッジなどを配りました。
会では、来月13日、キューピッドバレースキー場でも一本杖スキーを披露し、続けて野沢温泉や白馬のスキー場でも行う予定です。