新潟県上越市にある「麺屋あごすけ」は県内外のファンが足しげく通い、常に行列が途絶えない人気ラーメン店です。厳選素材や製法にこだわった、ほかには真似できない一体感のあるラーメンを提供して、幅広い世代に喜ばれています。その麺屋あごすけの人気ラーメン「焼あごだしの鶏塩らーめん」が2月17日(水)から上越地域のセブン-イレブンで販売されています。
これがレンジで温めて食べる「焼あごだしの鶏塩らーめん」です。
麺とスープは分かれて入っています。スープは、名前のとおり、焼きアゴ出汁をベースに、鶏と貝のうま味、さらに焼きアゴの油を加えて香りを引き出しています。
小麦の全粒粉の粒が見える、コシの強い麺を採用
麺は全粒粉を練りこんだ細麺、トッピングは鶏モモ肉のチャーシュー、メンマ、小松菜です。
蒸し焼きすることで、しっとりやわらかな食感に仕上げた鶏チャーシュー
今回の発売はセブン-イレブンが、コロナ禍によるステイホームに向けて、本格的なラーメンを食べてもらいたいと、麺屋あごすけに提案して実現しました。
あごすけの店主・月岡さん(右から2番目)とセブンーイレブンの担当者やスタッフ
セブン-イレブンジャパンの商品開発担当者は「あごすけさんで『鶏塩上湯麺』を初めて食べて感動した、そのおいしさをどこまで再現できるかにこだわった」と話しています。
麺屋あごすけの月岡二幸店主は「コロナ禍でなかなか店に食べにこられないので、セブン-イレブンで気軽に買えるのはいいこと」と、コロナ禍だからこそ実現したと話します。
製造は上越市大字寺町の石倉製麺所が手がけています。セブン-イレブンからの依頼を受け、麺屋あごすけのレシピをもとに、およそ1年かけて完成させました。石倉製麺所はレンジアップの商品開発にはいくつか携わった経験がありますが、有名店のコラボとしては上越市のあごすけが初めてです。コンビニのカップ麺は香りが弱いといわれていたため、香りを出すことにこだわったといいます。
商品を食べたあごすけの店主 月岡さんは「麺にコシがある。ひと口食べると焼きアゴの香りが立ち上がってくる。中でも、メンマが気に入っている。このシャキシャキとした食感はなかなか出せない。お店の味に近い」と、そのクオリティの高さに満足の様子でした。
焼あごだしの鶏塩ラーメンの価格は税別498円です。17日(水)から上越地域(新潟県上越市、柏崎市、糸魚川市、妙高市、刈羽村内)のセブン-イレブン81店舗で販売されています。 2月23日(火・祝)からは新潟県内432店舗、3月からは富山県・石川県・福井県の339店舗でも販売が始まっています。