新潟県上越市大潟区、日本海近くの小さな酒蔵で長年酒造りを行っている「竹田酒造店」。時代に流されることなく、コクのある旨口にこだわったお酒を長年つくり続けています。モットーは米の美味しさが楽しめる“濃醇旨口”。代表銘柄「かたふね」は、口に含んだときにパッと深みが広がり、喉元ですっきりとした味わいが楽しめるお酒として、日本酒好きたちから広く愛されています。
その「竹田酒造店」が去年3月に発売し、発売当日に300本があっという間に完売となった話題のお酒があります。それがイチゴのお酒「いちご花」です。
その話題のお酒が去年に引き続き、3月10日(水)に発売されることになりました。
「いちご花」は竹田酒造店と同じ、大潟区にある苺農園「苺の花ことば」で収穫した完熟イチゴを砂糖に漬け込み、シロップを抽出。それを酒蔵の代表銘柄、清酒「かたふね」の本醸造とブレンドしています。
同店によりますと、イチゴの香りや甘みはもちろん、ベースとなる日本酒の旨みもしっかりと楽しめるお酒で、飲み方はストレートやロックのほか、牛乳やサイダーで割ってもおいしく飲めるそうです。
この商品はイチゴのシーズンが限られている中、試行錯誤を繰り返し、5年がかりで商品化し去年発売にこぎつけました。自分へのご褒美としてはもちろん、ギフトにも最適な華やかなパッケージにもこだわっています。
開発担当者の竹田未貴さんは「コロナ禍の中、遠く離れた家族や大切な人たちと自由に会えない状況がずっと続いています。この『いちご花』が“幸せをつなぐ”お酒として、この時代を生きる皆さんに手を取ってもらいたい」と話しています。
「いちご花」は300mlで1496円(税込)、アルコール度数は9%です。今年は500本限定で、新潟県上越市や妙高市の小売店で販売される予定です。なお、竹田酒造店の店舗での販売分の50本は、予約ですでに完売しています。
住所: 上越市大潟区上小船津浜171
電話: 025-534-2320
アクセス: <車>北陸自動車道 大潟スマートICから約5分
URL: https://www.katafune.jp/