みなさん、新潟県妙高市で栽培されている食用のホオズキをご存知でしょうか? ホオズキって食べるれるの? と驚かれる方も多いかもしれませんが、実は新しいフルーツとして今注目を集めているんです。
食用ホオズキ
食用のホオズキを栽培しているのは、新潟県妙高市中川にある、道路や橋の維持管理をする測量会社「アサップ」です。妙高市の特産品にしようと4年ほど前から栽培を始めました。
こちらのハウスでは、ホオズキ750株以上が水耕栽培で育てられています。食用ホオズキは他の地域でも栽培されていますが、これほど大きなハウスで水耕栽培しているのは世界でここだけです。
栽培されている品種はストロベリートマトとオレンジチェリーです。ストロベリートマトが小粒で香りが強いのに対し、オレンジチェリーは大粒でジューシーなのが特徴です。
見た目はミニトマトのようですが、ココナッツのような香りと、甘さと酸味のバランスが絶妙で人気上昇中です。ビタミンAとビタミンCも豊富で美容効果も期待できるといいます。
アサップの小川克昌社長は「ホオズキを食べられないと思っている人がまだ多い。珍しいフルーツなので香りに驚き、味に感動する。味見した人の多くは買い求めてくれる」と話しています。
アサップのホオズキは50g入りで約500円。妙高市の「道の駅あらい」「妙高山麓直売センターとまと」、上越市の「あるるん畑」「フルサット」で販売されています。
小川社長は「新潟県と言えば米や酒が有名だが、フルーツホオズキが全国に知れ渡り、世界中に広がればうれしい」と話しています。
事前に電話予約すればアサップでも購入可能
住所: 新潟県妙高市中川3-5
電話: 0255-73-7772
URL: http://myoko-brand.jp/brand/asap.html