雪国、新潟県上越市。平野部の雪が解けた4月、春を待ちわびていたサクラ(ソメイヨシノ)が花を咲かせます。高田城址公園周辺のサクラは夜になるとぼんぼりに照らされ、訪れた人を妖艶な世界へと誘います。その美しさから高田の桜は「日本三大夜桜」と称され、CNNの観光サイトで紹介されたことも。毎年100万人を超える観光客が足を運びにぎわいをみせます。
高田のサクラは明治42年(1909)、旧陸軍第13師団の入城を祝い、城跡に2,200本のサクラが植えられたのがはじまりです。現在では公園周辺を含めるとその数はなんと4,000本。なかには樹齢100年を超えるサクラも少なくありません。ここ数年は樹木の保護にも力が入れられるようになり、高田のサクラは市民の誇りになっています。
植樹をきっかけに、そのサクラを愛でる催し「観桜会(かんおうかい)」が大正15年から始まりました。上越市に春を告げる一大イベントです。2024年の会期は3月29日(金)から4月14日(日)まで。上越オリジナルのグルメやスイーツが味わえるコーナー、露店(250以上)が立ち並び、全国から訪れる花見客でにぎわいます。
日中の高田城とサクラ
日中の西堀 雪景色とサクラのコラボ
夜のサクラロード
青田川と妙高山とサクラ
青田川の夜桜
儀明川沿い コヒガンザクラ
住所: 新潟県上越市本城町 6-1
アクセス: <鉄道>北陸新幹線 上越妙高駅⇒えちごトキめき鉄道 高田駅へ。高田駅から徒歩15分。<車>一般車両は会場周辺の臨時駐車場や一般駐車場をご利用ください。一部の駐車場からはお花見シャトルバスが運行される予定です。
URL: https://joetsukankonavi.jp/