ブドウ、サンマ、マツタケ…みなさんは秋の味覚と聞いて、何を思い浮かべますか?
新潟県上越市三和区北代の宮沢栗農園では、今が旬、甘さが自慢の「焼栗」が販売されています。
宮沢栗農園では2.6haの農園で18品種、約800本の栗の木を栽培しています。農園では収穫した栗の一部を圧力釜を使って蒸し焼きする「焼栗」の販売を平成13年からはじめ、毎年秋の味覚として人気を集めています。
宮沢栗農園の栗の特徴は、収穫後に0℃に保った氷蔵庫で1か月ほど熟成させていることです。これによりデンプンがショ糖に変わり、糖度が3倍近く増えるといいます。
蒸し焼きする前に、均一に火が通るよう栗の座に切り込みを入れ、20分ほど焼きあげると実離れのよいホクホクの焼き栗が出来上がります。
代表の宮沢和一さんによりますと、今シーズン収量が不足しているということですが・・・
「7月の日照不足と8月の高温障害で、例年よりも小粒で小さい。いまは早生だが中生、晩生は少しは回復するかなと期待している。 逆に8月暖かった分、甘みはあると思う。うちは氷蔵熟成もしているので間違いなく甘い」と太鼓判を押しています。
現在店頭で焼かれているのは早生栗の「丹沢」 。10月半ばからは「謙信甘栗」、11月からはモンブランにすると最高といわれる、艶がある「人丸」などの品種が登場します。
これまで営業は週末限定でしたが、新型コロナの感染対策で過密を避けるため、今年は平日午前中も店を開けるということです。
また宮沢栗農園では今月19日頃からは生栗の販売も始めます。10月からは上越市にあるJRの直売所「あるるん畑」にも出荷し、生栗と焼き栗の販売を予定しています。宮沢栗農園の焼き栗は11月中旬まで続きます。
営業時間:9:00~17:00
住所: 〒943-0301新潟県上越市三和区北代 1065
電話: 025-532-2306
アクセス: <車>北陸自動車道 上越ICから20分/柿崎ICから30分
URL: https://joetsukankonavi.jp/spot.php?id=336