妙高市燕温泉にある無料の露天風呂「河原の湯」に向かう橋が2022年の春から通れない状態が続いていましたが、橋の代わりになる足場が組まれ、「河原の湯」が今月1日から利用できるようになりました。
河原の湯は、標高1100メートルの燕温泉街から登山道を歩いて15分ほどのところにある無料の露天風呂です。白い湯が特徴で登山客などに親しまれています。
おととし3月、河原の湯に向かう橋を支えるワイヤーが雪の重みで切れているのが見つかりました。このため今年6月に橋の代わりに足場が組まれ、通れるようになりました。
その後、燕温泉組合が河原の湯にある脱衣所のドアを直したり、清掃活動などをしたりして今月1日から2年半ぶりに利用できるようになりました。河原の湯には県内外から訪れた人が、自然の風景を楽しみながら体を温めていました。
大阪から
「秘湯があると聞き頑張って来た。最高。すごくいい香り。硫黄のいい香り。歩いて来た甲斐がある」
上越から
「いい!最高!この川のせせらぎが…」
燕温泉には、温泉街から徒歩10分ほどの無料の露天風呂「黄金の湯」もあり、ようやく2つが楽しめるようになりました。
燕温泉組合 内記健二さん
「渓谷沿いの中にある場所。雰囲気を楽しんで。燕温泉は、黄金の湯も河原の湯も温泉街も、まったく同じではない。その泉質の微妙な違いも楽しんで」
河原の湯と黄金の湯は、11月上旬まで入ることができます。詳しくは妙高観光局のホームページをご覧ください。
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