雪国、十日町市からインスタ映え間違いなしの、一度は足を運んでみたい人気観光スポットをご紹介します!テレビや雑誌などのメディアや、インスタグラムをはじめSNSへの露出も増えているので、ご存じの方も多いと思いますが、ご紹介するのは新潟県十日町市にある清津峡渓谷です。
信濃川の支流、清津川に沿う渓谷は、富山の黒部峡谷、三重の大杉谷とともに日本三大峡谷のひとつとして知られています。清流を挟みV字に切り立つ岩崖、その雄大な景観美は見る人を圧倒し、同時に感動と癒しを与えてくれます。
V字の峡谷を作りだす特徴的な岩崖は、4~6角形の柱状になった岩「柱状節理」。柱状節理は、柱状の割れ目のことで、火山の噴火で流れ出た溶岩が、冷えて固まる時に出来たものです。この柱状節理の美しさから、清津峡は昭和16年に国の名勝「天然記念物」に、さらに昭和24年には上信越高原国立公園に指定されました。
そんな清津峡渓谷の自然を安全安心に楽しんでもらおうと整備されたのが全長750mの清津峡渓谷トンネルです。2018年にはアート作品をトンネル内に加えてリニューアル。現在はインスタ映えスポットとして注目されているんです!
さっそくトンネルの中入るとひんやりと冷たい空気が。トンネル内は日が当たらず、常に清流からの涼しい風が吹きこんでいます。撮影したこの日も、外気温は32℃でしたが、トンネル内は常に21~24℃とまさに天然のクーラー!
トンネル内にいくつかある見晴所のうち、こちらは第2見晴所。なにやら銀色の大きな立体物!? アートなにおいが・・・。
実はこれトイレなんです。もともとトンネル内になかったトイレを、アート作品の一部として制作したものなんです。もちろん、ただのトイレではありません。なんと、トイレに入りながら景色を見ることができるようになっているんです。どんな景色かは実際に足を運んでご覧くださいね。
そして、そして、トンネルを進むと終点に見えるのはパノラマステーション。目の前に広がる峡谷美が感動を与えてくれます!
足元の水鏡には、反転した峡谷の姿が映し出され、人が水面に浮いているかのような幻想的なアート空間が広がります。
インスタ映えでもおなじみの場所ですが、一度は訪れてみたいですよね。周辺には温泉がある他、ここを起点に大地の芸術祭の里や、越後妻有を巡ることもできます。
■営業時間:8:30~17:00(最終入坑 16:30) 住所: 〒949-8433 新潟県十日町市小出癸2126清津峡渓谷トンネル
電話: 025-763-4800
アクセス: <車>関越自動車道 塩沢・石内ICから国道353号線で約25分
URL: https://nakasato-kiyotsu.com/