新潟や長野の雪山などを撮影した山岳写真展が16日(日)まで、新潟県上越市の高田図書館内にある小川未明文学館市民ギャラリーで開かれています。
写真展は上越市や妙高市などに住む写真愛好家でつくる「久比岐ネイチャーフォトグラファーズ」が開きました。会は今年活動40年目を迎え、現在20代から70代の11人が活動しています。
会員はいずれも高度な登山技術をもち、冬の厳しい時期でもカメラや三脚を背負って雪山の撮影に臨んでいます。
久比岐ネイチャーフォトグラファーズ 鴨居和徳さん
「(登山撮影の魅力)気分が高揚する。自然の美しさを肌で感じられる。きれいな景色を見るとそれがやみつきになる」
会場には妙高山や黒姫山、戸隠高原などを撮影した写真40点ほどが展示されています。
訪れた人
「迫力満点ですばらしい。構図、色合いも良く、臨場感もあって感動した」
これは長野県大町市、標高およそ2600メートルの爺ヶ岳に朝日があたり、赤くそまった様子です。4年前の2月、上越市在住の鴨居和徳さんが氷点下10度のなか、山にテントを張り1泊してとらえた1枚です。
久比岐ネイチャーフォトグラファーズ 鴨居和徳さん
「気温は低かったが風もなく穏やかな日だった。(山が)真っ赤に染まった雪の状態も良く感動した。(写真展)それぞれ違う視点で撮影しているので、その違いや美しい景色を見てもらえれば」