新潟県妙高市の千代の光酒造は、映画「瞽女」の公開を記念した特別純米酒「瞽女」を8月26日に発売しました。
酒づくりは、映画「瞽女」の瀧澤正治 監督の提案を受けて始まりました。最大の特徴は細かなオリが漂うにごり酒。映画の雪が舞うシーンをイメージしています。
映画「瞽女」は、最後の瞽女・小林ハルさんの半生を描いた物語です。生まれながらに盲目という障害を背負わされながら、母の教えを一途に守り、瞽女として健気な心で人生を全うしました。上越市や妙高市でも撮影され、市民もエキストラとして参加している地域に縁のある映画です。
千代の光酒造の池田哲郎 代表取締役は「映画で印象深い雪のシーンから連想した。監督に話をもらったときから、水色のビンに白いにごり酒のイメージは決めていた」「瞽女の究極の愛を表現した、究極の優しさの酒になったと思う」と酒に込めた想いを話します。
酒の原料には県産米の五百万石を100%使っている。完成したのは今年の3月。はじめは映画の制作費を寄付した人たちへの返礼品などに使われました。その後上越地方での公開を受けて、地元で限定販売することになりました。
特別純米「瞽女」は、26日から上越市と妙高市の酒店などで300本限定で販売されます。価格は720mlで税抜1,500円。詳しい販売場所は千代の光酒造までお問い合わせください。
住所: 〒944-0061 新潟県妙高市窪松原656
電話: 0255‐72‐2814
アクセス: <車>上信越自動車道 新井スマートICから約5分
URL: http://www.chiyonohikari.com/