お菓子などの空き箱を使って模型を作るパッケージ・クラフト作家、高橋和真さんのギャラリー「空のおもちゃ箱」が、このほど新潟県上越市にオープンしました。
ギャラリー「空のおもちゃ箱」は上越市大町5丁目の雁木通りにオープンしました。
高橋和真さんは上越市出身です。お菓子などの空き箱を使って動物、昆虫、建物などを作る「パッケージクラフト」の生みの親でもあります。
作品の特徴はパッケージのロゴや模様などを生かしたデザインです。
これはチョコレートスナックの空き箱を使った屋台です。キャラクターを切り抜いて店主に見立てました。ロゴは屋台の看板にしています。
このほか絵画をパズルのようにパーツに分けて切ったあと、組み立てる立体作品も展示されています。これは、ピカソの絵がテーマになっています。
来場した小学生は「ダリの絵で作った作品が印象的。さすがにこの(ダリの)作品が人物になるとは思いもしなかった」と話していました。
ギャラリーは以前、妙高市にありましたが、手狭になったため移転させました。会場にはオープンを記念し、作品がおよそ50点展示されています。高橋さんは今後、作品づくりを通して上越をPRする活動にも取り組みたいと話しています。
パッケージクラフト作家 高橋和真さん
「作品展示がメインだが、見るだけでなく作って楽しんでもらいたい思いもある。上越にゆかりのある商品やお菓子のパッケージを利用して工作教室をしたり、店舗で実際教えるイベントを開くのも楽しそう」
オープンを記念した企画展は「高橋和真の仕事展」は来月27日まで、木曜日と金曜日を除き開かれています。また工作教室が毎週、土曜日か日曜日のどちらか開かれます。詳しくは高橋さんのインスタグラムをご覧ください。