かつて雪国の中山間地で行われていた、間伐した丸太を雪上に滑らせて運び出す「雪上間伐」の体験会が、3月16日(土)に新潟県上越市大島区で開催されます。現在、参加者を募集しています。
上越市ではこれまで、里山の活かし方をみんなで考える「里山シンポジウム」や「里山の魅力再発見ツアー」、地域の木材生産の現場を訪ねる「地域の林業見学ツアー」など、里山の魅力にふれられるイベントを開催してきました。その中で参加者から雪上間伐を体験してみたいという声が上がり、ゆきぐに森林組合と上越やまざと暮らし応援団の協力のもと、今回のイベントが企画されました。
講師は魚沼市大白川や福島県奥只見で伝統的な雪上搬出のワークショップを行っている新潟大学名誉教授の紙谷智彦さんです。
当日は上越市大島区で、専門の作業員が伐採した丸太を参加者みんなで力を合わせ、雪上や斜面を滑らせたり、引っぱりながら、運び出す作業を体験します。
対象は里山や雪上間伐に興味がある一般の皆さんです。親子での参加も大歓迎です。興味のある人は3月11日(月)までに申し込んでください。
機械化以前の雪国の中山間地では当たり前に行われてきた作業の一つです。雪が積もるブナ林で、昔ながらの作業でみんなと汗を流しませんか?
雪上間伐体験会 in 上越
講師:紙谷智彦氏(新潟大学名誉教授 只見町ブナセンター館長)
■日時:3月16日(土)10:00~15:00
※天候や積雪状況により中止になる場合があります
■会場:集合場所/旭農村環境改善センター(上越市大島区田麦1078)
※上越市役所発のマイクロバスも用意する予定です
■参加費:200円(保険代)
■定員:30名程度(応募者多数の場合は抽選)
■申込み締切:3月11日(月)まで
■持ち物:雪の中で動ける服装(長靴、上下雨具、防寒着、防水手袋)、飲み物、昼食、タオル、着替え、ヘルメット(貸出も可)
■申込み・問い合せ:TEL025-520-5759(上越市農林水産整備課)
住所: 上越市大島区田麦1078