新潟県上越市高田の風情や町の文化にふれられる「あわゆき道中」と「高田瞽女 ふたたび」の2つのイベントが、2月3日(土)に町家交流館高田小町周辺で行われます。
「あわゆき道中」は、町家や雁木が残る高田の風情を楽しんでもらおうと、市民団体「あわゆき組」が毎年開いているイベントです。
過去のあわゆき道中の様子
雪深い上越市高田で、昭和の中ごろまで県内でも使われていた角巻(かくまき)、トンビといった防寒着をに着けて雁木の下を散策します。
今回のイベントでは、高田本町や大町周辺で町家をノベーションしてオープンした店を中心に、雁木通りを練り歩きながら、参加者で回ります。大町通りの「COFFEE AND SANDWICH CASUAL DAYS(カジュアルデイズ)」、「シェアオフィスたてぐや北川」をはじめ、「sankaku × shikaku(サンカクシカク)」、「スイミー」、「テラスカイ」などを回る予定です。
散策後は切り干し大根料理や甘酒が振舞われます。事前の申込みなどは必要ありません。イベントでは「角巻」や「トンビ」をレンタルすることもできます。
あわゆき道中 ― 切り干し大根を食べる編 ―
■日時:2月3日(土)受付9:30~、10:00出発(1時間程度)
■受付場所:町家交流館高田小町(上越市本町6-3-4)
■参加費:1000円(角巻の貸し出しと切り干し大根料理付き)、中学生以下無料
※マイ角巻、マイトンビの場合は500円
※事前申込み不要
■問い合わせ:TEL080-3140-1410(中川)
同じ日の午後は、高田小町とその周辺で、瞽女の門付け風景の再現と、瞽女宿ライブが楽しめるイベント「高田瞽女 ふたたび」が行われます。
上越市のNPO法人「高田瞽女の文化を保存・発信する会」主催のイベントで、昭和の中ごろまで行われていた高田瞽女の門付けを再現します。
門付け再現の様子
瞽女に扮した一行は高田小町を出発。上越市大町の旧今井染物屋界隈を通って瞽女ミュージアム高田の土間で少し長い門付け唄を披露します。
そのあと、高田小町の多目的ホールを会場に「瞽女宿ライブ」が行われます。三味線奏者の月岡祐紀子さんが瞽女唄を披露します。入場は無料ですが、こちらの席は先着50名限定で、原則事前の申込みが必要です。席が空いていれば当日の参加も可能です。
高田瞽女 ふたたび
〈門付け風景再現〉
■日時:2月3日(土)13:30~14:15
■会場:町家交流館高田小町(上越本町6)⇒旧今井染物屋界隈(上越市大町)⇒瞽女ミュージアム高田の土間⇒大町通西側雁木⇒町家交流館高田小町
〈瞽女宿ライブ〉
■日時:2月3日(土)15:15開演
■会場:町家交流館高田小町 多目的ホール(上越市本町6-3-4)
■入場料:無料
※定員50人
■予約&問い合せ:TEL025-522-3400(小川)
■ホームページ:http://www.goze-museum.com/(瞽女ミュージアム高田)