10月21日(土)と22日(日)に新潟県上越市の高田本町商店街で開催される「越後・謙信SAKEまつり」。今年はコロナ禍前のように制限のないまつりが戻ってきます。開催前に、新潟県酒造組合高田支部のメンバーにまつりの魅力をたっぷりとお聞きしました。
今年のSAKEまつりには、日本酒、ワイン、ビールなど過去最多の31蔵が参加します。これはSAKEまつりが始まって以来、過去最多になります。
会場では各蔵元がいくつもの銘柄を用意しており、色んな種類のお酒を楽しむことができます。今年は上越市外からの参加も多く見られます。佐渡からは北雪酒造、天領盃酒造、尾畑酒造の3蔵、中越地方の玉川酒造、下越地方のLAGOON BREWERY、長野県からは5つの若手蔵元が集まった59醸(ゴクジョウ)が初めて参加します。
今年は、初めての試みとして4つの会場で前夜祭が行われます。
デュオ・セレッソでは、発酵食品と地元酒蔵の秘蔵酒が楽しめる「越後の酒 宵呑み祭」を開催。高田まちかど交流館では「サカヤノススメ。-139」が行われ、地元の酒屋がおすすめするお酒の試飲ができます。百年料亭宇喜世では、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんによる上越を代表する発酵文化についての講演会が行われます。
このほか、妙高市にある休暇村妙高では、試飲会や抽選会を通してSAKEまつりの楽しみ方を学ぶことができます。前夜祭は事前に予約が必要なものや、人数制限がされている場合があります。詳しくはそれぞれの公式ホームページでご確認ください。
そして、SAKEまつりと言えば……
限定酒「車懸」 1本 2200円(税込)
限定酒「車懸(くるまがかり)」。毎年地元の酒蔵が持ち回りで仕込んでいます。今年の担当は妙高酒造です。
上越産の五百万石を使った純米大吟醸は、香りと味のバランスが考えられ、口当たりはスッキリ。上杉謙信のどっしりした風格や、まつりの華やかさとキレを表現しています。1700本限定でイレブンプラザ前で販売されます。
まつり当日、会場で車懸の試飲は出来ませんが、一足先に味わえるチャンスがあります。10月20日(金)から22日(日)までの3日間限定で、対象店舗で販売されることになっています。このキャンペーンに参加した方には、先着でオリジナルタオルがプレゼントされます。
SAKEまつりと言えば、毎年色が変わるおちょこを集めるのも楽しみ方の1つ。今年はティファニーブルーのおちょこです。
このほか、会場には「Miss SAKE」が2日間にわたって来場します。日本酒と日本文化の魅力を国内外に発信する美意識と知識を身に着けたアンバサダーのことで、会場に華を添えてくれそうです。
フレーム切手(84円切手・10枚入り) 1330円
さらに、酒造組合と郵便局がコラボした商品の発売が今月から始まっています。上越の酒蔵のラベルをデザインしたフレーム切手で、龍シートと義シートの2種類あり、各600枚限定です。購入できるのはインターネットと上越市と妙高市内の郵便局のみです。
新潟県酒造組合高田支部(君の井酒造 田中智弘代表取締役社長)
「今年のSAKEまつりは前夜祭を含めると3日間。参加蔵元数も過去最大数になります。ぜひ皆さん会場にお越しください」
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越後・謙信SAKEまつり
■日時:10月21日(土)11:00~19:00/22日(日)10:00~16:00
■会場:高田本町商店街
■問い合せ:TEL025-521-2627(越後謙信SAKEまつり実行委員会)
アクセス: <鉄道>えちごトキめき鉄道 高田駅から徒歩5分
URL: https://www.kenshinsake.com/