およそ200万本のヤナギバヒマワリが、新潟県上越市安塚区の全域でまもなく見頃を迎えます。そのうち、お花見スポットでは音楽コンサートやカフェなどの催しが8日(日)開かれ、家族連れなどでにぎわいました。
安塚区では全域に渡ってヤナギバヒマワリおよそ200万本が植えられています。そのうち、安塚中学校の南側では例年より4日から5日ほど遅く、今月1日から花が咲き始め、11日~12日には満開となる見込みです。
花が咲いている間は、写真スポット用に額縁が設けられていて、訪れた人がヒマワリと一緒に記念撮影していました。
地元のNPO、雪のふるさと安塚では、花を多くの人に楽しんでもらおうと「黄金の回廊」というイベントを開きました。8日は、メイン会場となる上越市立安塚中学校南側で、市民団体による音楽コンサートが開かれたり、豚汁や綿菓子などが振舞われ、家族連れなどでにぎわいました。
また、安塚中学校のグラウンドでは、熱気球の搭乗体験が行われました。
訪れた人
「上から見ると(ヒマワリが)黄色の絨毯みたいできれいだった」
このほか、安塚区朴の木では棚田カフェが開かれました。地元、安塚小学校の5、6年生と安塚中学校の1年生、合わせて17人がお茶出しなどを手伝い、訪れた人をもてなしました。児童生徒はこの春、棚田でヤナギバヒマワリの苗植えなどを手伝っています。
6年生
「朴の木は人が少なくなってきている。花畑が有名な場所になってほしい」
朴の木自治会 松苗隆雄 会長
「子どもたちにはこのイベントに参加してもらい感謝している。子どもたちのおかげで皆さん生き生きしているように見える」
NPO雪のふるさと安塚の小松光代代表理事は「ぜひ満開の花で写真を撮って楽しんでほしい」と話していました。
ヤナギバヒマワリは来週いっぱいまで楽しめるということです。