新潟県上越市、海沿いの直江津地区に世界最大規模の「無印良品 直江津」が7月20日にオープンしました。初日は、オープン1時間前の午前9時ごろから買い物客が並び始め、約400人の行列ができるほど盛況ぶりでした。
直江津店の全体の売り場面積は約5,800㎡と、国内外31か国にある店舗では世界最大級。オリジナルの食品や衣類など約7,000種類が並びます。
通路は上越産の杉を使用 雁木通りをイメージ
店のコンセプトは「地域のくらしの真ん中」。店を核にした地域活性化を目指します。 林昌宏店長は「店の特徴は食のコンテンツの充実と地域とのつながり」と話します。
その目玉の売り場が「なおえつ良品市場」。JAえちご上越の直売所、あるるん畑と連携し地場産野菜を中心に、規格外のわけあり青果や加工食品など約100品目を販売しています。
初日は野菜を出荷した農家が売り場に立ち、PRをしていました。出荷した尾﨑実さんは「あるるん畑とは違ったおしゃれさがある。若い人に向けた陳列にもなっている」と若者たちの来店に期待を寄せていました。
無印おなじみのカレーのほか地元食材を使った麺類、
定食などを800円以内で提供「なおえつ良品食堂」
料理本など3万5,000冊を集めた「MUJI BOOKS」
本を買わなくても3冊までなら持ち込んで読める「スターバックスコーヒー」
世界各国のお菓子やスパイスなどをそろえる「カルディーコーヒーファーム」
全国の和食の調味料などを販売する「久世福商店」
訪れた買い物客は「すごく広い。所々、木でできていて落ち着く」「衣類を買いに来たが家具も見たい」「無印良品は長岡や長野でも利用しているので、直江津店には通います!」と楽しんでいました。
林店長は「上越地域の良いもの、おいしいものを地域の人には再発見してもらい、新しく来る人には地域の良いものを知ってもらえる機会をつくりたい」と話しています。
「無印良品 直江津」では当面の間、混雑した場合は1,000人を基準に入場をコントロールすることにしています。なお、休憩や自習ができるコミュニティスペースと子どもたちが遊べる木育広場は、ウイルス感染対策で当面利用できません。
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「無印良品 直江津」オープン
2020年7月20日(月)~
■営業時間:10:00~20:00
※なおえつ良品食堂は11:00~20:00(ラストオーダーは19:30)
■駐車場:711台(無料)
■駐輪場:無料