新潟県佐渡市の外海府海岸に初夏の訪れを告げるカンゾウやイワユリの花が見ごろを迎えています。
外海府海岸の北端、大野亀です。現在50万株100万本ものトビシマカンゾウが見ごろを迎えています。
大きな岩と花のひろがる眺めは外国人観光客向けのガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に二つ星で掲載されています。
日本一の群生地ともいわれるカンゾウの花は例年通り今月初めから咲き始めました。その後気温が上がったため見頃は1週間ほど早いということです。
訪れた人
「初めてきたきれい。岩が山みたいできれい」
大野亀のカンゾウはこのあと2週間ほど見ごろが続きます。
大野亀から外海府海岸を南に下った藻浦崎公園では、イワユリが見ごろを迎えています。
背丈は海風に耐えられるようおよそ20センチと低く、ユリ科では珍しく花が上向きに咲くのが特徴です。カンゾウとおなじく気温の影響で例年より早く見ごろを迎えました。