上越市北方にあるワイナリー「岩の原葡萄園」の赤ワインと白ワインが、先月フランスで行われた「フェミナリーズ世界ワインコンクール」で金賞を受賞しました。葡萄園にとって、3年連続の快挙です!
「フェミナリーズ世界ワインコンクール」で金賞を受賞したのは、赤ワイン部門の「深雪花」、白ワイン部門の「レッド・ミルレンニューム 甘口」です。
どちらも岩の原葡萄園の創業者で、「日本ワインの父」とも呼ばれる川上善兵衛の生み出した日本ワインブドウ品種を使っています。ふたつのワインが金賞を受賞するのは2年連続、他の銘柄も含めると岩の原葡萄園が金賞を受賞するのは3年連続です。
「フェミナリーズ世界ワインコンクール」は先月パリで開かれ、名前のとおり、女性のソムリエや醸造家など600人が審査にあたりました。テイスティングは、ブラインドで行うユニークなスタイルです。
世界中からワイン、リキュール、日本酒など4,470アイテムの出品があり、日本のワインは15アイテムが金賞を受賞しています。
今回受賞した「深雪花 赤」と「レッド・ミルレンニューム甘口」は2018年の製造のワイン。同園によると、この年は8月に雨が続いたものの9月は好天に恵まれ、育ちの良いブドウが採れたということ。
栽培を担当した石崎泰裕課長は「昨今経験したことのない気象が続いているが、ブドウにとって少しでもいい環境を作るよう、手間暇かけて、労を惜しまずにやっている」と。また醸造担当の上野翔技師長は「私たちがこれでいいだろうではなく、みんなと意見を出し合って、お客の嗜好にあったワイン作っている」と力説しています。
今回受賞した『深雪花 赤』は毎日の夕食で楽しめるワイン。『レッド・ミルレニューム甘口』は食事だけでなくデザートワインとしてお勧めだということです。
受賞したワイン2種類は岩の原葡萄園をはじめ、市内の酒店、スーパーなどで購入できます。
住所: 〒943-0412上越市北方1223番地
電話: 025-528-4002
アクセス: <車>北陸新幹線 上越妙高駅から約20分
URL: https://www.iwanohara.sgn.ne.jp/