小正月の縁起物チンコロなどを販売する十日町市の「節季市」が先日に続いて、22日(日)にも越後妻有交流館キナーレ駐車場で開かれます。前回は長蛇の列ができ、わずか1時間で完売するなど大盛況でした。
チンコロは練った上新粉を子犬や干支の姿にかたどって蒸した小正月の縁起物です。乾燥してヒビが入った数だけ幸せになると言われています。節季市は農家の冬の副業として、わらや竹で作った民芸品を持ち寄った市場に由来し、江戸時代から続くとされるもので、十日町市では中でもチンコロがひときわ人気を集めています。
過去2年はコロナ禍でチンコロのみの販売でしたが、今回は3年ぶりに飲食の屋台も並ぶ「節季市」として開催されました。22日(日)には2回目の節季市が開催されます。前回は3つの店舗が約1300個のチンコロを用意しましたが、節季市の開始から長蛇の列ができ、わずか1時間でほぼ完売となりました。購入される方は、早めに会場入りしたほうがよさそうです。
■日時:1月22日(日)10:00~14:00
■会場:越後妻有交流館キナーレ敷地内(十日町市本町六の1丁目71-26 )
■駐車場:クロステン第2駐車場
※駐車場に限りがあるため、ご来場の際は公共交通機関の利用がおすすめです。
■内容:農家の人々が、主に冬期間の副業として竹やわら等で作った生活用品、民芸品を持ち寄って始めた市場に由来した「節季市」。犬や十二支を型どった小さなしんこ細工の「チンコロ」が人気で、別名「チンコロ市」とも呼ばれています。チンコロは概ね午前中には売り切れるほどの人気で、市内外から多くの人が集まります。
■問い合わせ:TEL025-757-3100(十日町市文化観光課)
■ホームページ:http://bunjirou-10jirou.com/https://www.tokamachishikankou.jp/event/sekkiichi/越後妻有交流館 キナーレ