新潟県上越市にある「岩の原葡萄園」が製造した赤ワイン「ヘリテイジ2019」が、国産ブドウを100%使ったワインのコンクールで金賞を受賞しました
「日本ワインコンクール2022」で金賞を受賞したのは、岩の原葡萄園の赤ワイン「ヘリテイジ2019」です。
今年のコンクールには12の部門に706点の出品がありました。ヘリテイジ2019は「国内改良等品種赤部門」で、エントリーした116本の中から金賞に選ばれました。
岩の原葡萄園 神田和明 社長
「(弊社の)最高品種が栄えある日本ワインコンクールで評価されるのは社内のモチベーションが上がっている」
ヘリテイジ2019に使われたブドウは、マスカットベーリーA、ブラッククイーン、ベーリーアリカントAです。いずれも岩の原葡萄園の創業者で、日本ワインブドウの父といわれた川上善兵衛が生み出した品種です。
岩の原葡萄園によりますと、2019年は雨が少なくブドウのなりは小粒でしたが、病気はなく健全なブドウが出来たということです。ワインは色が濃く凝縮感があり、スパイシーさと樽による複雑な味わいが特徴です。
日本ワインコンクールはコロナ禍で今年が3年ぶりの開催となりました。今回、岩の原葡萄園は10品目を出品し、ヘリテイジを含めた7品目が受賞しました。
<銀賞>
マスカット・ベーリーA2020
<銅賞>
深雪花 赤
ブラック・クイーン2020
善 スパークリングロゼ
<奨励賞>
ローズ・シオター2021
レッド・ミルレンニューム2021甘口
岩の原葡萄園の技師長 上野翔さん
「ヘリテイジは上質な肉との相性が良い。すき焼きなどで楽しんでほしい」
岩の原葡萄園の「ヘリテイジ」ワインが金賞を受賞するのは2015年に出品した「ヘリテイジ2013」以来、7年ぶりということです。「ヘリテイジ2019」の価格は、1本税込み5500円です。
製造現場の「向こう側」にスポットをあてた番組「ビヨンド!」で、「岩の原葡萄園」を代表する通年商品「深雪花 赤」を紹介。創始者の川上善兵衛が交配したマスカット・ベーリーAをボディにしていますが、実は複数の産地・品種のぶどうを組み合わせて作られるブレンドワインです。秋の仕込み作業の現場で、ブドウの受け入れから瓶詰めまで管理するブレンダーに「ノン・ヴィンテージ」に密着。※こちらの商品も「雪國商店」で購入できます。
住所: 上越市北方1223番地
電話: 025-528-4002
アクセス: <車>北陸新幹線 上越妙高駅から20分
URL: http://www.iwanohara.sgn.ne.jp/