おいしいそば乾麺大賞「妻有そば」が3年連続グランプリ！（新潟県十日町市）

十日町の名産が快挙！

乾麺の製造販売会社「玉垣製麺所」（十日町市高田町6丁目）の「妻有そば」が、日本蕎麦保存会主催の「おいしいそば乾麺大賞」で3年連続でグランプリを受賞しました。

グランプリを受賞した「妻有そば」は、会社設立の翌年、昭和29年の販売開始以来、十日町の名産として愛されている商品です。生麺のような美味しいそばをいつでも手軽に食べられるようにと試行錯誤して作られた乾麺で、独特の弾力のあるコシと、海藻の「ふのり」をつなぎに使ったのど越しの良さが特徴です。そば粉は自社で製粉することで、挽きたての香りが生きた、風味豊かなそばに仕上げています。

「おいしいそば乾麺大賞」は、本当においしいそば乾麺を広め、そば好きの人を増やしたいと2年前から日本蕎麦保存会の主催で開催されています。手打ちそばにも負けないほど美味しくなっている乾麺を、蕎麦鑑定士運営委員会が鑑定、審査してランキング形式で発表しています。

3年連続でグランプリを受賞した「妻有そば」について、保存会では「そのおいしさは、現在のところ並ぶものがありません」「妻有そばは、食感のバランスが非常に優れており、ツルツル感が持続。海藻の「ふのり」を使った乾麺は、意外に多いのですが、これほどセンス良くバランスが整ったそばはほかにありません」と高評しています。

このほか、同製麺所で毎年10月に発売している期間限定商品の「新そば」が4位に選ばれました。平成26年に期間限定商品として販売された商品で、北海道産玄そばを石臼挽きし、味、香りを極限まで高め、つなぎに「ふのり」使った商品です。同製麺所によりますと、期間限定商品として発売以来リピーターを増やし、昨年度は発売当初と比べて163％と過去最高の販売数を記録したということです。今年の発売日は10月11日の予定です。

代表取締役の玉垣哲郎さんは「そば作りに関して、納得のいくまでとことん追求し妥協を許さない、頑固一徹な先代より受け継いだ『妻有そば』。何度も試行錯誤をして苦労の末に生まれました。この誇るべき『妻有そば』は大切に守り続けなければならない逸品です。私に託されたそばづくりの信念と先代の思いと共に、次代へ継承してまいります。皆様から『やはり妻有そば』とご用命をいただけるよう、社員一同努力し、そば造りに邁進してまいります。今後ともご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます」とコメントしています。

玉垣製麺所
https://www.tsumarisoba.co.jp/

日本蕎麦保存会おいしいそば乾麺大賞
https://nihon-soba.jp/hozonkai/2020/02/24/6615/