新潟県上越市で26日(日)に開催された冬の風物詩「灯の回廊」のレポートです。今年は天候にも恵まれ、去年より4000人ほど多い1万1930人が訪れ、幻想的な風景を楽しんでいました。
今年の「灯の回廊」は、上越市の安塚区や大島区など6つの地域で行われました。各会場では、住民やボランティアが思い思いに雪のオブジェや灯ろうを作り、キャンドルを灯します。
安塚区の細野地区では、棚田ののり面に穴をあけ、1500個のキャンドルを設置しました。
準備は集落総出、15世帯から25人が出て、会場づくりに力を合せました。最高齢は87歳。
参加者の中には、細野が気に入って民家を購入した埼玉県の人も汗を流していました。
町内会長の志賀一男さんは「ここ2年コロナでボランティアが集まらず大変。担い手がいないのでできるだけ住民で頑張っている。ここへ来てキレイと言われるのが作りてとしてありがたい」と話していました。
見学者は「はじめて来た、幻想的で感動した」「暗くなって火が灯り、どんどん明るくなるのがキレイ」と雪灯りを楽しんでいました。
えんむすび茶屋
イベント名物「えんむすび茶屋」では、雪灯りに包まれながら、カップルが神社をお参りしていました。
会場の山里では、高齢化やコロナ禍もあって、思うような形にできないという声も聞かれましたが、先週の大雪を乗り越えて、すばらしい作品を作り上げていました。
安塚区 松崎
■過去の入込
平成30年 2万8430人
令和元年 9220人
令和2年 7970人
JCV上越ケーブルビジョンでは、イベントの様子を3月13日(日)からの特別番組で詳しく放送します。加入者の方は、ぜひご覧ください。
3月13日(日)9:50~/14日(月)11:50~、15:50~/15日(火)12:45~/16日(水)16:50~/18日(金)21:05~、23:20~/19日(土)11:50~、20:50~