辛味調味料の「かんずり」や老舗蔵元の「日本酒」など、妙高市の発酵食品を使ったユニークな5種類のジェラートが完成し、話題を集めています。一体どんなお味なのでしょうか。
「妙高発酵ジェラート」です。味は5種類あり、いずれも原料に妙高市の発酵食品が使われています。
■かんずり
その名の通り、香辛料のかんずりを練りこんだものですが、辛みはなくかんずりの風味を生かした味わい
■みそ
太田醸造の赤みそを使い、程よい甘さと塩気があるのが特徴
■あまざけ
鮎正宗酒造の甘酒を使い、玄米の粒を残したままの自然な甘みが特徴
■コーヒー
ミョウコウコーヒーがジェラート用にブレンドした豆で、ほろ苦い味わいに仕上がりに
■やそうたん
ミヤトウ野草研究所が選んだおよそ30種類の野草を使い、ジェラートと合う野草炭の風味が特徴
ジェラートは妙高観光局が企画して、上越市のジェラート専門店「ソンニャーレ」が開発しました。
妙高観光局の馬場慎太郎 課長は商品開発にあたり「妙高は発酵文化が盛んなので、発酵食品を使った特産品を開発したいと思った。試作の段階で、例えばかんずりだと風味をどう出すか、またやそうたんは、炭の食感が出るブレンドを試したりした」と話します。
ジェラートは全部で250個ありますが、すでに売り切れた商品もあるため、現在増産に入り1月末には入荷するということです。
馬場課長は「(ジェラートは現在)妙高高原観光案内所でしか買えないので、今後、道の駅や旅館、公共施設など販売網を広げてご当地特産品として販売したい」と話しています。
「妙高発酵ジェラート」は1つ400円、妙高高原観光案内所で買うことができます。