本島から佐渡へ向かうには、佐渡汽船を利用します。直江津港と小木港、新潟港と両津港を結ぶ、2つの航路があります。今回の旅は、直江津港からおよそ75分、ジェットフォイルに乗って小木港に向かいました。
ジェットフォイルは“海の飛行機”と呼ばれ、水中翼を使って船体を海面に浮上させて走行します。3.5メートルの荒波でも時速80キロの超高速で走行することができるんですよ。
上の写真の、船の前に飛び出ているのが水中翼です。
船の前後にあります。航走中は船の下(海面下)にあり、速度が上がってくると海面から船体が浮き上がります。海水の抵抗が少なく、波の影響を受けにくいため、超高速が可能なんです。しかも揺れないのが特徴です。船酔いが心配だという方にはうれしいですね。ちなみに、ジェットフォイルは、飛行機の製造で知られるあのボーイング社が開発した船なんですよ。
それでは気になる船内へ。
船内は2階建てで、1・2階合わせて250席あります。現在は新型コロナウイルス感染症対策のため、全体の8割200席ほどで運行しています。
ジェットフォイル(ぎんが)直江津港 ― 小木港
≪乗船料金(税込)≫
■大人:片道6900円/往復12140円
■小学生以下:片道3460円/往復6080円
出港時に見える米山
航行中は、船の窓から見える景色にも注目したいですね。出航時、徐々に遠ざかっていく陸地。しばらく進むとどこまでも続く大海原。しばし、船旅ならではの眺めをお楽しみください。
現在、佐渡汽船ではお得なプラン「佐渡3~9(サンキュー)滞在きっぷ」を発売しています。佐渡島内に3泊4日以上、9泊10日以下の滞在で、ジェットフォイル往復乗船料が大人1人あたり4400円ほど安くなり、さらに佐渡市で使える1000円分のクーポン券がもらえます。ぜひ、佐渡汽船に乗って佐渡への船旅を楽しんでください。
詳しい情報は、詳細記事「佐渡汽船『佐渡3~9(サンキュー)滞在きっぷ』発売中!」をご覧ください。
佐渡は、夏は気温が低めで、冬は新潟本土と比べると気温が高めと過ごしやすい気候です。島の恵みがたっぷり詰まった食材、歴史遺産、伝統文化など、魅力満載です。小木港に到着後は、小木周辺の観光スポットを紹介します。
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住所: 上越市港町1-9-1
電話: 025-543-3791
URL: https://www.sadokisen.co.jp/