新潟県上越市大潟区にある創業1866年の老舗酒蔵「竹田酒造店」が、イチゴ風味のユニークな酒を3月10日から発売します。竹田酒造店といえば日本酒の「かたふね」が有名ですが、いったいどんなお酒なのでしょうか?
これがイチゴ風味の酒「いちご花(はな)」です。上越市大潟区にある竹田酒造店が、同じ大潟区にある農園「苺(いちご)の花ことば」からの提案を受けて、5年がかりで商品化させました。
「いちご花」は日本酒ベースのリキュールです。アルコール度数は9%。「苺の花ことば」で収穫された完熟イチゴを砂糖に漬け込み、シロップを抽出。それを自社ブランドの日本酒「かたふね」の本醸造とブレンドしました。
イチゴのシロップは年に一回しか作れないため、満足のいく仕上がりになるまで試行錯誤を繰り返したということです。
竹田春毅 専務は「小売店にサンプルを持っていき飲んでもらった。男性より女性から好反応を得た。イチゴの風味と味が出ていてすごい!と言われ『よし!』と思った」と話しています。
発売前の3月5日、製品のビンづめとラベル張りが行われました。パッケージは若い女性を意識したデザインです。
製造は限定300本で、すでに150本を超える予約が入っています。
開発を担当した竹田未貴さんは「大潟のイチゴと大潟のお酒のコラボ。大潟区にこんないいものがあることを知ってほしい。女性向けのパッケージで味も甘め。普段お酒を飲まない方にもぜひ飲んでほしい」と期待を寄せていた。
「いちご花(はな)」は、300㎖入りで税抜き1,360円。上越市・妙高市の「かたふね」取扱店などで3月10日から発売されます。
住所: 新潟県上越市大潟区上小船津浜171
電話: 025-534-2320
アクセス: <車>上越妙高駅から約30分
URL: http://www.katafune.jp/